6月度富士山周辺ツーリング のイベントレポート
今年度初めてのPCTCツーリングとして、富士山周辺ツーリングに行ってきました。
本来は、5月29日開催でしたが、強雨の為、6月4日に順延したところ、真夏のような晴天で絶好のツーリング日和でした。
午前7時30分海老名SA集合、8時出発にもかかわらず、チャーリー夫妻を除いて7時10分には集合しており、参加者のツーリングに対するボルテージの高さがうかがえます。
一同勢揃いしたところで、富士山スカイラインの水ヶ塚PA目指して出発しました。
東名高速は、隊列を整えて巡航しましたが、バックミラー越しに見るポルシェトレインは、いつ見ても最高です。
富士山スカイライン(R152)は、2速、3速主体で走るのですが、3速3,500回転以上でバリオカムが高回転側にシフトし、バルブタイミングが速くなるとファーンというメゾソプラノのエキゾーストノートとともに加速していきます。
その気持ち良いこと、気持ち良いこと、更にアクセルぺダルを踏む足に力が入っていきます。
水ヶ塚PAでオーバーステアさんと合流し、富士山を見上げていると新五合目PAから富士山を見上げてみたくなり、急遽予定を変更し、新五合目へとアタックしました。
この新五合目PAまでの道は、登りながらのヘアピンカーブ、九十九折り(つづらおり)コーナー、キツイS字コーナーとしっかりブレーキングして進入しても、なかなかアクセルを開けることができず、かつ、ストレートが短いので、参加者の皆様とも苦心されていました。但し、低回転から有り余るトルクが得られる997turboを除いて…。ねえ、クッキーさん!
新五合目PAから見下ろす雲海はとても綺麗で、空気が澄んでいるので、南アルプスがくっきりと見えました。
そして、新五合目PAから見上げる富士山は、霊峰富士というより自然の厳しさを見せつけ、周囲を圧倒していました。
新五合目PAからしばらくダウンヒルを楽しみ、国道469号線に入ると道幅が広いゆえ走りやすく、4速主体で高速道路とは違った高速クルージングでポルシェのドライビリティーを満喫しました。
ランチは、オーベルジュ・ブランシュ富士のフレンチレストラン、「ラ・ブランシュ」でいただきました。ここは、F1チームのスクーデリア・フェラーリチームの常宿ホテルです。
メインの牛ほほ肉の赤ワイン煮でエナジーをチャージし、盛り合わせデザートで失われた糖分を補給しました。
参加者から美味しかったとの感想をいただき、ホテルの玄関前で記念撮影を行って散会しました。
参加者一同、ポルシェと濃密なコミュニケーションを図り、かつ、ランチを満喫した楽しい半日でした。
参加者の皆様、お疲れ様でした(走行距離307㎞)。